10月28日 「高齢者ケアのアセスメント力を高めよう」研修が行われました


ページ番号 C4001760 更新日  令和7年11月12日


10月28日 「高齢者ケアのアセスメント力を高めよう」研修が行われました

10月28日(火曜日)に部署で役割モデルを担える職員を対象に研修が行われました。

認知症看護認定看護師の指導の下、実施されました。

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初めに認知症という病気や患者さんへのケアに関する講義が行われました。

 

「声をかけられてもわからない」、「知らない場所にいるように感じる」など認知症の方が日常で感じている不安を体験する目的で、2グループに分かれて、患者さん体験を行いました。

体験して感じたことをその都度グループ内で、共有しながら研修を進めました。

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「体位変換をしてもらう際に、ベッド柵に掴まれるように誘導してもらうことで安心感があった。」

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「ベットを起こす際に、45度くらいの角度であっても体感は90度になっているように感じたため、患者さんに「苦しくないですか」などの声かけをすることが、改めて大切だと思いました。」

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「いきなり、覗き込むように上から声をかけられると思っていたよりも驚くことがわかりました。」

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「患者さんに目を合わせて、認識してもらってから声をかけることが大事だということを学びました。」

このように実際に患者さん体験をすることによって、多くの気づきがありました。

普段の看護を振り返りながら、皆さん取り組まれているのが印象的でした。

次に清拭の場面でのコミュニケーション技術について説明が行われました。

説明後、再度グループに分かれて、実技を行いました。

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患者さんの目線の高さに合わせて、名札を見せながらあいさつすることがポイントとして説明がありました。

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あいさつが済んだ後に、「体調はいかがですか」や「また担当させていただけて嬉しいです」など患者さんが安心してケアを受けられるコミュニケーションをとることが大切であると説明がありました。

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清拭を行う際は、「タオルが温かくて気持ちいいですね」や「これから背中を拭かせていただきますね」など一つひとつの動作に対しての声かけも重要であると説明がありました。

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清拭は、「人に見られたくない」、「恥ずかしい」と思う患者さんもいるため、タオルなどを使用し、露出を最小限にするなどプライバシーの保護も大切であることが説明されました。

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今回の研修を通して、患者さん目線を体験することにより、多くの気づきがあったようです。

最後に本日の研修内容を各病棟でも共有いただき、フィードバックしてほしいと話がありました。

今日からすぐにでも実践できることも多く、今までの看護を振り返りながら、皆さん活発に意見交換をされている様子が印象的でした。


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