ページ番号 C4000200 更新日 平成30年3月28日
MRIを用いて選択的に血流のみを画像化する方法です。MRIでは通常の血管造影やCT angiographyと異なり造影剤を用いずに血流信号が描出可能である点が大きな利点ですが、最近では造影剤を用いたMR angiographyも特に体幹部では用いられる事も多いです。
MRIでは血流の見え方は非常に複雑で、血流状態や用いるパルス系列で血流の信号は大きく変わってきます。MRIにおいては血流に伴ってtime of flight(TOF)効果とPhase Shift(PContrast)効果という現象が見られます。この原理を最大限に応用して血管のイメージングを行なったものがMR angiographyです。
MRI angiographyでは血流信号を高信号として描出し、MIP法などの3次元処理を行なって血管像を作成します。一方、血流を低信号として描出する方法をblack blood angiographyと呼ぶ。この方法は心腔内の血流を低信号として表すのによく用いられます。
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