ページ番号 C1037376 更新日 令和5年3月31日
茅ヶ崎市及び寒川町の区域における糖尿病に関する地域連携を推進し、糖尿病及びその合併症を予防するため、行政・医療機関・医療関係者が連携を図り、次のとおり取り組みをおこなっています。
糖尿病の地域連携を推進するため、神奈川県保健福祉事務所が平成23年度に「茅ケ崎寒川地区糖尿病地域連携クリティカルパス協議会」を設置しました。
平成29年度に本市が保健所政令市となったことから、名称を「茅ヶ崎市糖尿病地域連携クリティカルパス推進会議」と改め、茅ヶ崎寒川地区の医療関係者が糖尿病に関する協議を行っています。
なお、推進会議の下に診療・薬剤師・看護師・栄養士の4つの分科会を設け、特定課題について検討協議を行っています。
推進会議委員構成:茅ヶ崎医師会、茅ヶ崎歯科医師会、茅ヶ崎寒川薬剤師会、神奈川県看護協会、神奈川県栄養士会、茅ヶ崎市立病院、茅ヶ崎中央病院、湘南東部総合病院、寒川病院、茅ヶ崎市保健所の代表者
糖尿病と診断される患者さんは年々増加しています。
糖尿病は進行すると、全身にさまざまな合併症が起こってきます。しかし、早期には自覚症状が現れにくいため、医療機関の受診を中断してしまう方もいます。中断者は合併症の発症率が高く、かつ腎症による人工透析、網膜症による失明、足の壊死など重症の合併症となってしまうこともあります。
糖尿病患者さんが糖尿病と上手くつきあうことで、合併症を予防し、生活の質を維持することができます。そのためには、かかりつけ医への受診に加え、眼科、歯科など複数の医療機関を受診することもあります。
糖尿病と歯周病は密接な関係があり、糖尿病患者さんは歯周病になりやすく、また歯周病があると、血糖値の高い状態が続きやすくなります。糖尿病の治療をしている方は、定期的に歯科の検査も受けるようにしましょう。
糖尿病連携手帳は、患者さんと医療関係者とをつなぐ連絡帳です。ご自身の検査の結果がまとめられるだけではなく、糖尿病の血糖コントロール状態がわかり、他の医療者との情報共有ができます。連携手帳を使って病院に上手にかかり、血糖管理しましょう。
なお、糖尿病連携手帳は医療機関に相談すると無料でもらえます。かかりつけ医にご相談ください。
皆様が糖尿病に関心を持ち、その情報を簡単に取得できるよう「糖尿病・地域連携ニュース」を発行しています。
茅ヶ崎市糖尿病地域連携クリティカルパス推進会議では、糖尿病主治医医療機関により糖尿病患者さんやご家族へ糖尿病連携手帳を交付し、受診時に活用することを推奨しています。
糖尿病連携手帳は、公益社団法人日本糖尿病協会が発行し、無料で患者さんにお渡しすることができます。
多くの医療機関の受診を要する患者さんにとって、医療機関の連携は重要です。
医療関係者向けに、医療資材の標準化と必要な医療情報をとりまとめましたので、ご活用ください。
「かかりつけ医」と専門医が連携し、質の高い糖尿病診療を行い、患者の重症化を予防する仕組みです。
次の診療情報提供書標準書式(診療報酬算定可能)を必要時活用し、医療機関が連携して継続性のあるよりよい医療を提供できることを目的としています。
診療所から病院、病院から診療所、病院から病院、診療所から診療所いずれの場合にも活用いただけます。また、糖尿病主治医医療機関から専門的な歯科医療への依頼にも活用いただくことができます。
茅ヶ崎寒川管内の糖尿病患者の重症化予防を目的とし、糖尿病に関する標準診療やかかりつけ医から専門医への紹介基準等についての要点をまとめています。
糖尿病治療は、かかりつけ医における診療のみならず、眼科医、歯科医との連携や看護師、薬剤師、栄養士などの様々な職種によるチーム医療が大切です。
糖尿病の合併症の一つである糖尿病性腎症について、地域診療の現状を把握のため、茅ヶ崎医師会会員及び管内医療機関へアンケートを令和2年4月に実施しました。糖尿病性腎症に関する早期予防策の検討のため、ご活用ください。
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保健所 保健企画課 保健企画担当
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