日本初開催「東京2025デフリンピック」を応援しよう


ページ番号 C1062033 更新日  令和7年7月4日


第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025

開催期間:11月15日(土曜日)から26日(水曜日)まで

 第1回は、1924年にフランスのパリで「国際聾者競技大会(こくさいろうしゃきょうぎたいかい)」という名称で開催されました。今回のデフリンピックが日本で初めての開催となる「東京2025デフリンピック」は、100周年の記念すべき大会です。

デフリンピックとは

 デフリンピック(Deaflympics)は、「耳が聞こえない」を意味するデフ(英語:Deaf)とオリンピック(Olympics)を合わせた造語です。デフリンピックは、「聞こえない・聞こえにくい人たちのためのオリンピック」です。夏季と冬季に大会があり、国際ろう者スポーツ委員会(ICSD・CISS)が主催する国際スポーツ大会です。

 身体障がいの競技者のオリンピックとして、パラリンピック(Paralympics)が知られています。また、知的障がいの競技者にはスペシャルオリンピックス(Special Olympics)があります。しかし、聴覚障がいの場合、身体障がい・知的障がいの有無に関係なく、競技中の選手間のコミュニケーションや審判からの合図、コーチの指示など声や音による意思疎通が基本的に行えません。特に集団競技において、聴力を有する競技者との間では非常に不利になってしまいます。そのため、デフリンピックは他の障がいとは区別して開催される大会となっています。

 デフリンピックにおいて、補聴器などの聴覚障がいを軽減するための機器の使用は、一切認められていません。

 デフリンピック参加選手は、各国の「ろう者スポーツ協会」登録されている選手で、記録・出場条件を満たし、補聴器などを外した状態で聞こえる一番小さな音が55dB(デシベル)を超えている人が条件となっています。dB(デシベル)とは「音の大きさ」を表し、数字が大きいほど音が大きく、55dBは「普通の声での会話が聞こえないくらい」とされています。

 デフリンピックでは、国際手話のほかスタートランプや旗などを使い、競技をする選手の不利な状況を視覚的に補う「情報保障」が特徴です。

市のデフリンピック応援の取り組み

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 市では、スポーツ推進において「すべての市民の生涯にわたる豊かなスポーツライフの実現」とスポーツに関わる「する」人・「見る」人・「支える」人に着目した環境づくりを基本的な考え方としています。今回日本初開催となる東京2025デフリンピックの機運醸成ため、市としてさまざまな取り組みを予定しています。

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 市内各スポーツ施設には、デフアスリートである卓球の亀澤 理穂(かめざわ りほ)選手と陸上の山田 真樹(やまだ まき)選手がモデルのポスターを掲示しています。また、応援アンバサダーを務める長濱 ねるさんのポスターもどこかで見かけるかもしれません。

 また、3月17日(月曜日)から30日(日曜日)まで、「東京2025デフリンピック さくらキャンペーン」が実施されました。市では、デフリンピックを応援しようという想いを皆様に発信するため、大会メインカラーである桜色を活用し市役所前庭をライトアップしました。その様子は、下記のページでご覧いただけます。

 

神奈川県のパラスポーツに関する取り組み

 「かながわ 県のたより令和7年7月号(2面・3面)」にパラスポーツについて掲載されました。ゴールボール・車いすバスケットボール・デフバレーボールのほか、日本の手話をベースに作られたアスリートへの新たな応援スタイル、「サインエール」などが紹介されています。詳細は、下記のページをご覧ください。


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このページに関するお問い合わせ

文化スポーツ部 スポーツ推進課 推進担当
電話:0467-81-7149


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