ページ番号 C1004567 更新日 令和5年3月31日
『離乳食を始める目安』を参考にして、赤ちゃんの様子が確認できたら、離乳食を始めましょう。この時期は、栄養バランスや離乳食の量を気にする必要はありません。口を閉じて飲み込めるようになり、乳汁以外の味やとろみのある形状(ポタージュ状)に慣れるようにしましょう。
1日1回、機嫌の良い午前中の授乳前にあげて、食後すぐに赤ちゃんが欲しがるだけ授乳します。離乳食と授乳で1回の食事として考えます。
離乳食を開始したら、できるだけ毎日同じ時間帯にあげるようにしましょう。離乳食以外の授乳は、徐々に間隔が空いてくるようになりますが、赤ちゃんの欲しがる分だけあげます。
初めは、なめらかなポタージュ状に調理したものから始めます。赤ちゃんの食べる様子を見ながら水分を増やしたり減らしたりして、固さの調節をしましょう。
この時期は、様々な食材の味にふれることで味覚の幅も広がっていきます。調味料は使わず、食材そのものの味に慣れていきましょう。
【食材の種類について】
最初は消化の良い10倍がゆ(つぶしがゆ)から開始します。おかゆに慣れてきたら、野菜を開始し、更に慣れてきたところで、たんぱく質の食品を増やしていきます。
野菜は、アクが強くないもの、刺激の少ないものにします。また、最初にあげるたんぱく質の食品は脂肪の少ない白身魚からにしましょう。たんぱく質は白身魚のほかに豆腐や固ゆでにした卵黄も試してみましょう。
<食品例>
10倍がゆ、じゃがいも、にんじん、かぼちゃ、大根、かぶ、ブロッコリー(穂先)、小松菜(葉先)
白身魚、豆腐、固ゆでにした卵黄 など
【量の増やし方について】
初めての食品は、離乳食用スプーン1さじから始めます。たんぱく質などアレルギーの心配がある食品については離乳食用スプーン1さじより少ない量から初めても構いません。様子を見ながら徐々に量を増やしていきましょう。また、食事量には個人差があるため、目安量はあくまで参考となる量と捉えましょう。
食品を組み合わせる場合は、食べ慣れた食品同士もしくは食べ慣れた食品と初めての食品を組み合わせます。(注)アレルギーの観点から、初めての食品を組み合わせて食べることは控えましょう。
赤ちゃんにとっては乳汁以外の味も形状も初めてです。いやがったら無理強いせずに日をあけて再度あげてみましょう。
この時期の目標は、スプーン上の食物を口の中に取り込み、口を閉じて「ゴックン」することです。唇の力が弱いこの時期は、平らな離乳食スプーンを使うといいでしょう。
スプーンは平行に口に運び、下唇の中央に置いて上唇がおりてくるのをまって平行に抜きます。慣れないうちは、なかなか口を閉じて「ゴックン」することができませんが、何度か繰り返すうちにできるようになってきます。赤ちゃんの様子を見ながらゆったりした気持ちで進めましょう。
「そろそろ離乳食を始めようかな?でも、ちょっと心配」と思ったら、『離乳食講習会』(4から6か月児(第1子優先))にご参加してみてください。
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こども育成部 こども育成相談課 こども健康担当
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