ページ番号 C4000203 更新日 平成30年3月28日
RI検査は、患者さんに放射性医薬品を投与し、目的の臓器や組織に集まったところを、ガンマ線を検出するガンマカメラという装置で撮影します。この画像をシンチグラフィーあるいはシンチグラムといいます。また、ガンマカメラによって得られたデータから、コンピュータ処理により断層画像や臓器の機能を評価する情報を得る事が出来ます。
検査時間は、短いもので10分間、長いもので、40分程度です。ただし、放射性医薬品投与から検査開始までの時間は、検査によって大きく違い、投与と同時に開始されるものから、7日後に行うものまであります。
検査用の放射性医薬品は、半減期の短い放射性同位元素(ラジオアイソトープ)というガンマ線(一部X線)を放出する物質に、目的の臓器あるいは組織に集まる性質を持った物質を結合したものです(放射性物質をそのまま使用する場合もある)。
検査用の放射性医薬品には、半減期の短い放射性同位元素が使用されています。半減期が短ければ、人体への放射線の影響も短期間で済みます。また、投与量が少ないので、副作用が極めて少ないのが特徴です。
RI検査一回あたりの被曝線量(実効線量)は、0.2〜8mSvで、X線検査と大きな違いはありません。(上記の値は投与されてから体内から消えてしまうまでのすべての被曝量を合算した値)
参考データ
胸部X線検査(1回あたり) 0.02mSv
自然界から受ける年間放射線量 2.4mSv
腹部X線CT検査(1回あたり) 4〜10mSv
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